園長語録

子供が中学生の反抗期の頃、学校から帰ってくると何か不満げな、何か言いたげな顔で、でも何も言わずソファーに座っているだけで何もしない。 学校で何かあったの?と聞きたいけど、聞いちゃダメって園長言ってたからとにかく我慢。気になるけど…でも我慢。 そんな毎日でしたが、忘れた頃に「あのさ、この前さあ…」と話をしてくれます。...

約束を守れるのは大人・守れないのが子供。 ※はと組の時の懇談会で、子供が約束を守れない・嘘つきになるのが心配という保護者の悩みを聞いて、園長が「何で育ててるの?子供でしょ?」って笑いながら教えてくれました。

自分は「2歳前にオムツがとれた」とか「小学校に入学する前に50音全部書けた」とか自慢する人はいないでしょ? 大人になったらそんなこと大した問題じゃないんだよ。 ※おおわし組の懇談会で、字が書けない・箸が持てないなど周りの子供と比べて成長が遅いのではないかと心配する保護者に園長が言ってました。

子供に「今日何したの?」とか聞いちゃダメ。 子供は話したいことは自分から話すから。 親からいつも「今日は何したの?」って聞かれると子供は自分から話さなくなるよ。 ※ひばり組の時の懇談会で、子供が保育園で何をしたとか誰と遊んだとか聞いても教えてくれないと言う保護者の話を聞いて園長が教えてくれました。

大人は『その日一日』を生きられるけど、子供は『その時間』を生きてるの。 その時間しか生きてないから ・だから言ったでしょ ・さっきも言ったでしょ ・何回言ったらわかるの? って言われても子供はわからないから言っちゃダメなの。 その時その時に何回でも言えばいいの。...

他の物・代替手段があるなら怒る必要ないよね? ※おねしょをしたのに子供がシーツを出さなかったり、汚れた服を洗濯に出さないから怒ってばっかり・いつも同じことで怒ってしまうという保護者の話を聞いて園長が言ってました。...

長々と怒ったって子供は聞いてないよ。 ※つばめ組の時に、子供が叱られている時にアクビをしたり全然聞いていないとの悩みを園長に相談した時に、園長が教えてくれました。 これ、子供が中学生の反抗期の時に大いに役に立ちました。

子供が話をしてる時、話そうとしてる時は、手を止めて必ず聞く。 後で聞くからって言っても、その話はもう話さないよ。 ※園庭で雑談をしている時に園長が教えてくれました。 これは子供が中学生の反抗期の時に大変助けられた言葉で、今でも子供の話を聞く時は忘れずに手を止めるようにしています。

ハイハイやつかまり立ちができるようになり、家中のものをひっぱり出すようになって困っていた時に言われた。 「しまえばいいのか‼」と思い、家中を片づけた。

「あんなこともある」「こんなこともある」ってまだ提案できるよ 母親である自分が息子のことをあきらめたら誰も助けてくれなくなる…ずっとそう思っていて周りに弱音を吐かないようにしていた。 そのことをぽろっと園長につぶやいたら、「何言ってんの!」とガッツリ怒られました。 園長に怒られてからは、肩の荷がおりた感じがしました。

さらに表示する